コースマネージメントの必要性|Clutch Golf Club

こんにちは、Clutch Golf Clubです。
5月も後半戦がスタートしました。そろそろ梅雨の足音が聞こえてきそうです。ゴルフへ行くなら今でしょ!ということで、今回はコースマネージメントについて少し掘り下げてみようと思います。

目次

コースマネージメントの必要性

少し難しい話しになりますが「目的があって、その目的を達するために戦略を立て、戦略に沿って進むために目標を決め、目標を達するために戦術を決める」。順番は目的⇒戦略⇒目標⇒戦術である必要があります。ではゴルフに置き換えて考えてみましょう。

100切りをめざす!

  • 目標⇒100を切る
  • 戦略⇒ボギー9ホール、ダブルボギー9ホール
  • 目標⇒各ホールのスコア
  • 戦術⇒各ホールの攻め方

目的⇒100切り

まずはそのラウンドの目的を決める必要があります。漠然とラウンドするだけではなかなかスコアは縮まりません。そのラウンドで最も達成したいものを具体的に決めてください。今回は100切りに設定しました。

目的はしっかり決める必要はありますが、まだ細かい細部まで詰めているわけではないので、現時点では少しフワッとした感じでOKです。

戦略⇒ボギー9ホール、ダブルボギー9ホール

目的「100切り」が決まったので次は戦略を決めます。上記で戦略を「目的を達するため」と説明しましたが、もう少し深ぼって解説したいと思います。戦略とは”今現在持っている資源を、その戦いを有利に進めるためにどう配分するかを決めること”です。今回の場合は100切りが目的となっているので、ボギー9ホール「9オーバー」、ダブルボギー9ホール「18オーバー」、合計「27オーバー」の「99」が戦略となります。

27オーバーまで大丈夫という資源をボギーとダブルボギーに振り分けたということです。目的は100切りと少しフワッとしていましたが、戦略を決めたことにより少しハッキリしてきました。

目標⇒各ホールのスコアを決める

戦略でボギー9ホール、ダブルボギー9ホールと決めました。じゃあ、どのホールがボギーでどのホールがダブルボギーなのか?です。実は決め方があります。スコアカードに「HDCP」と書かれていることをご存じでしょうか?「え?知らない」という方は、どこのコースのスコアカードでも良いので確認してみてください。1~18の数字が割り振られていると思います。この数値は難易度を表しており「1」が最も難しく、「18」が最も易しいホールということになります。

1~9の難易度の高いホールは「ダブルボギー」、10~18の比較的やさしめのホールは「ボギー」ということになります。目的で”100切り”、戦略で”ボギー9、ダブルボギー9”を決め、そして目標で各ホールの具体的な数値が出てきました。

戦術⇒各ホールの攻め方

目的「100切り」、戦略「ボギー9ホール、ダブルボギー9ホール」、目標「各ホールの目標スコア」、そして戦術「各ホールを目標通り攻略出来る戦い方を決める」です。ざっくりお話しすると、パー4のボギーホールは3オン2パット、ダブルボギーホールは3オン2パットを基本とした戦術を練ることです。ただ、ホールによってはグリーンが難しい所もあり、そのホールは3パットの危険性があるので、少しだけ頭に置いておくことが大切です。

具体的な攻め方を決めるのが「戦術」です。ホールの特徴に合わせて柔軟に戦術を練る必要があります。ゴルフはミスのスポーツです。ショット毎に戦術を微調整をする必要がありますが、その部分は現場での判断となります。

まとめ

今回は「目的⇒戦略⇒目標⇒戦術」の面からコースマネージメントを考えてみました。スイングやアプローチ、パッティング、体の動きなど多くの要素が複雑に絡んでくるスポーツがゴルフです。これだけ複雑なものを少しでも”楽”にしてくれるがコースマネージメントです。

今日はこの辺りで!

では!

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